My Sailing Story 01
陸上職
R.F.
貨物船部 営業・運航管理グループ
2023年入社 国際社会科学部国際社会科学科卒

大学では国際社会学部で経済学、経営学、社会学、地域学など幅広く学び、3年次からはすべての講義が英語で行われていたため、英語力も磨かれました。
こうした学びを通じて海外への興味がさらに深まり、就職活動では「国際的な仕事」「社会を支える仕事」という2軸を設定。その中で貿易・物流業界を調べるうちに、「世界の貿易量の約9割は海運で運ばれている」という事実を知り大きな衝撃を受けました。
海運が生活を支えるうえで不可欠な存在であることを知り、自分の軸としっかり結びついていると感じ、この道に進む決心が固まりました。

入社後は希望していた貨物船部に配属され、現在3年目。銅スラグ、PKS(Palm Kernel Shell:パーム椰子)、ニッケル鉱石を運ぶ貨物船の運航管理を担当しています。
オペレーターの役割は、主に本船とお客様をつなぐ“橋渡し”です。「どこで何を積み、どこへ向かうか」という航海指示を出し、スケジュールを調整管理します。
朝一番の仕事は担当船の動静確認。メールや位置情報から航行状況を把握し、海象や荷役の影響で遅れが生じた場合には本船や港の代理店と調整し、お客様へ最新状況を共有します。
また、燃料の手配や港に入港する際にかかる費用(港費)の支払い、各種精算業務、運賃請求も重要な業務です。航海距離から必要燃料を算出し、どの港で補油するのが最適かを比較検討します。船速指示や航路選択によって収支が大きく変動するため、日々の判断が採算に直結する点にオペレーションの奥深さを感じています。
9:00
業務開始
担当する3隻の動静をメール・位置情報などで確認し、スケジュールを把握。お客様へ報告し、その後のスケジュールや手続きを調整。
11:50
昼食
お店が混雑する少し前にランチへ。しっかり1時間休憩を取る。
12:50
業務再開
引き続き本船の動静をチェックしながら、精算業務や収支管理業務を行う。
17:30
業務終了
退勤。予定があるときはフレックスで早く上がる。

週末は友人とショッピングやランチに出かけ、残り1日はアニメを観たりゲームをしたりゆっくり過ごすなど、メリハリを大切にしています。
趣味はミュージカル、宝塚、K-POPアイドル。平日に公演がある日は8時出社・16時半退勤といった形でフレックスを活用。有給休暇も取りやすく、土日と合わせて9〜10連休の取得も可能です。サブ担当と調整しながら無理なく働けています。
業務のやり取りはほとんど英語です。船員さんや港の代理店さんは外国人なので、メール・電話の8~9割が英語。最初は英語の略語や船の専門用語がとても多いので、覚えるのが大変でした。さらに、たくさんのステークホルダー(本船の管理会社、お客様、港の代理店、その他の関係者)を整理して理解するのも大変で、OJTの先輩に手取り足取り教えてもらいました。おかげでいま、英語での業務を楽しめています。
貨物船部は責任感が強くて懐が深い、いい人ばかりです。何かミスをしたとしても絶対に助けてくれますし、トラブルがあったときは部全体で議論して解決策を模索する、そんな風土があります。みんなで船を面倒見ているような、そんな雰囲気が私は好きですね。
業務の楽しみの一つが国内外への年4~5回の出張です。ヨーロッパのお客様を訪問したり、日本寄港時に訪船して船員・代理店と顔合わせをしたり、荷役を見学することもあります。毎回学びが深まり、同時に良い気分転換にもなっています。
船は24時間動いているからこそ、オペレーターとしては、常にその役割を意識しています。貨物船は韓国、アジア圏、アメリカ、カナダを行き来しているので、そのエリアの天気や社会情勢もつねに気にかかります。滅多にありませんが、船に何かあったときは夜でも土日でもオペレーターに電話がきます。そこが普通のオフィスワークよりピリッとする点ですが、私はその緊張感を楽しむことができています。
運航管理はそんな大変さもありますが、それ以上にやりがいが大きい仕事です。単純に船の大きさや迫力に「船ってかっこいいな!」と感じた人や、縁の下の力持ち的な仕事に興味がある人だったら、責任感を持って働けるはずです。そんな運航管理の仕事の魅力を知っていただけたら嬉しいですね。

社会人3年目となり「仕事が合わない」と悩む同級生も多い中、私はこの仕事をとても楽しめています。その理由は、自分が何に興味を持ち、何をしていると楽しいのかをとことん深掘りした結果、運航管理という仕事に出会えたことにあります。
就活生の皆さんも、ぜひ自分自身と向き合い、「楽しい」と思える仕事を見つけてください。